2013年度「番陽鎮毛組二、三村飲用水施設建設計画」
(視察日時:2015年7月2日)
2013年度、日本国政府は五指山市番陽鎮において安全な飲用水及び安定した生活用水を供給することができるように、貯水池、ろ過施設及び水道管敷設等の上水道施設の設置に対して102,136米ドルの援助を行いました。プロジェクト完成後は、長期にわたり住民を悩ませていた給水の問題が解決され、生活環境も大きく改善されることとなりました。
視察時には、貯水池に水がいっぱいに貯められ、飲用水の他、生活用水に使用しても水量には問題がないことが確認されました。また、
現地の住民からは「完成後は24時間衛生的な水を使用することができ、生活環境の向上に大きく役立っています。日本国の援助にはとて
も感謝しています。」という言葉が述べられました。
このように、わが国の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は、農村地域の住民の生活・公衆衛生の向上に大きな役割を担って
います。今後も本プロジェクトを通して、日中両国の友好関係がよりいっそう深まることを願っています。
