2011年度「覃塘区樟木郷民族初級中学校学生宿舎建設計画」
(視察日時:2016年11月2日)
2011年度、日本国政府は樟木郷民族中学校に対して、宿舎1棟の建設費用109,754米ドルの援助を行いました。
本プロジェクトの実施により、同校の学生が直面していた宿舎不足の問題が解決され、安全な生活環境を確保することができました。
現在、援助による宿舎には156名が住んでいます。学生たちは「宿舎管理表」を作成し、室内の清掃・管理の当番を決めており、視察を行った際も、室内はきれいに整頓され、大切に使用されている様子が見うけられました。また、宿舎には「中日友好学生宿舎」という名前が付けられ、援助を記念するプレートも設置されています。
このように、わが国の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は農村地域における教育環境の改善・向上にとって非常に大きな役割を担っています。
