2010年度「南山鎮大堰小学校校舎建設計画」
(視察日時:2016年3月8日)
2010年度、日本国政府は南山鎮大堰小学校の新校舎建設に対して97,180米ドルの資金援助を行いました。
プロジェクト完成後、建物の老朽化や校舎不足といった問題が解決され、同校の生徒205名と教員15名が安心して学習に集中することのできる環境が確保されました。草の根援助による校舎では全校生徒が学んでおり、視察時にも新しい校舎や運動場で生徒たちがのびのびと学ぶ様子が見られました。同校校長からもプロジェクト前後の校舎や学校の設備を比較した写真を見せながら、草の根援助による新校舎がいかに同地域の子どもたちの学習環境を確保するために役立っているかにつき説明がありました。
当館は「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を通して、今後の同地域のさらなる発展と日中両国の友好関係がますます深まることを願っています。
