2013年度「周寧県七歩鎮七歩村飲用水施設建設計画」
(視察日時:2016年3月7日)
2013年度、日本国政府は周寧県七歩村で長い間深刻な問題となっていた飲用水供給設備の不足および老朽化を解決するために98,866米ドルの資金援助を行いました。
本プロジェクトでは、古く不衛生な水道管の取替えや浄水場の新設を行い、安全な飲用水を安定的に同地の住民600戸、約2,800人に供給することができるようになりました。視察時に訪問した家庭の住人からは、「供給される水は、飲用水の他、炊事洗濯にも安定して使用ができます。この家のある通りに面した家庭はすべて草の根プロジェクトによる水道水を使用しており、当地の生活環境は大きく改善され本当に感謝しています。」という言葉が伝えられました。
このように、わが国の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は農村地域における住民の生活向上に大きな役割を果たしています。今後も本プロジェクトを通して日中両国の友好関係がよりいっそう深まることを願っています。
