伊藤氏は、2015年に広州日航ホテル「弁慶」に勤務して以来、長年の経験による確かな料理技術が広州市の日本料理人に認められ、その人柄と相まって、2016年に当地の日本料理関係者間の情報交換、料理技術の向上を目指した「広州日本調理師会」を設立。その後、同会長として若手中国人料理人へ技術指導を行い、多くの日本料理人を育成するとともに、2019年に任命された日本食普及の親善大使として、広州の日本食関連イベント等へ出演。日本料理の普及を通じた日中友好親善に大きく貢献されています。
伝達式では、亀井総領事による伊藤満氏への外務大臣表彰の伝達を行いました。亀井総領事は挨拶の中で、日中国交正常化50周年という記念すべき年に伊藤氏が外務大臣表彰を受賞されたことを心からお祝い申し上げるとともに、今後も広州市を始めとした中国各地において日本食を通じた日中友好交流や日本料理の普及等への貢献を期待すると述べました。

