齋藤法雄在広州日本国総領事は挨拶の中で、「冨田先生は、着物デザイナー及び着付けのプロフェッショナルとして活躍されている日本を代表する専門家の一人であり、歌舞伎や映画女優等の着物の製作やスタイリストを手がける傍ら、着物作りの職人技術の継承・保護にも高い問題意識を持たれ、着物を通した地域文化のPR活動に貢献されており、京都をはじめ、数多くの地方自治体の観光大使を務めていらっしゃいます。また、世界各地で和服の紹介活動を積極的になされており、特に和服のルーツとも言える中国では、上海、大連等の数多くの大学でリレー講義を開かれています。冨田先生には、今回日本から特別に美しい着物をご持参いただきましたので、日本の着物の美しさを眼前で堪能していただければ幸いです。」と冨田先生のこれまでの経歴等を紹介しました。
3月30日午後、富田先生は休む間もなく、当館のスタッフと共に広州の大学城に向かいました。広州大学外国語学院の協力により、同学院において着物紹介事業を開催しました。先生方と学生たちの積極的な後押しにより、会場は満席でした。冨田先生が持参された精緻な着物が披露されると、「綺麗!」との学生たちの感嘆の声が次から次へと上がりました。冨田先生が「着物を着たい人はいますか。」と問いかけると、学生たちは先を争って手をあげ、会場は大変盛り上がりました。冨田先生は、着物の着付けの方法を詳しく紹介されたほか、会場からの質問にも丁寧に回答され、ユーモアあふれる語り口で参加者を着物の世界に引き込み、着物の魅力を存分に披露して下さいました。