犬・猫の中国から日本への持ち込みについて

中国から日本に犬や猫を持ち込む場合、日本に到着した犬又は猫の係留期間が12時間以内となるためには、マイクロチップの装着や、狂犬病の予防注射、抗体価の測定等の必要な条件があり、それらの条件を充たすためには、一般的に日本到着の7か月以上前から準備を始める必要があります。条件を満たしていない場合は、動物検疫所の係留施設において必要な期間(180日以内)の係留検査を受けることになります。

日本への持ち込みの詳細については、日本の農林水産省動物検疫所のホームページの「犬、猫の日本への入国 (指定地域以外編)」を御覧ください。同ホームページには、「動物検疫所一覧」がありますので、個別具体的事案については、各地の動物検疫所にお問い合わせください。また、電子メールでの問い合わせも受け付けています(同ホームページ内に「ご意見・ご質問」というコーナーがあります。)ので、どうぞ御活用ください。

広州における手続き


広州から日本に犬や猫を持ち込む手続きは以下のとおりです。(必要なマイクロチップ、ワクチン等の情報詳細は上述の農林水産省動物検疫所のホームページ等で御確認ください。また、広州市の動物病院及び当局で行う手続きと共に、日本到着40日前までに日本の動物検疫所に対して行う手続き(以下5.)もありますので御注意ください。)
なお、これらの手続を個人で全て行うのはかなり煩雑となりますので、専門の通関業者等に依頼するのも一案です(この場合、別途通関業者への手数料が発生します。)

1.マイクロチップの装着
2.ワクチン注射
3.狂犬病ウイルスに対する抗体価の検査
4.抗体保有後の輸出前待機
5.事前届出書の提出
6.出国直前の臨床検査
7.出国手続き

1.マイクロチップの装着
国際標準化機構(ISO)11784及び11785に適合するマイクロチップを犬・猫に装着する必要があります。広州においては、以下のリンクにある指定医院で装着可能です。
広州市指定医院一覧(必ず事前に当該病院においてマイクロチップの装着が可能かご確認ください。)

2.ワクチン注射
マイクロチップ装着後、狂犬病不活化予防注射を2回以上接種する必要があります(接種の間隔は30日以上あけ、有効免疫期間以内であること。上記の指定医院で接種可能です。)。なお、子犬の場合、狂犬病予防注射については、生後91日目以降に接種されることが条件となりますので御注意ください。

3.狂犬病ウイルスに対する抗体価の検査
2回以上の狂犬病予防注射を接種した後で、日本の農林水産大臣に指定された検査施設に血液を送り、狂犬病の抗体を十分保有(血清1ml当たり0.5IU以上。)しているかどうか検査を受けます。具体的な血液の採取、送付方法については上述の指定医院等で御相談願います。

4.抗体保有後の輸出前待機
1.2.3.の後、血液の採血日から180日間以上経過して、かつ2年以内に犬又は猫が日本に到着するように御注意願います。(採血日から180日間以上経過しないうちに日本に到着した場合、不足する日数を動物検疫所の係留施設で係留されます。)
なお、日本到着までに狂犬病予防注射の有効免疫期間が切れる場合、有効免疫期間以内に再度追加接種が必要です。

5.事前届出書の提出
動物を搭載した船舶又は航空機が日本に到着する日の40日前までに、到着予定空港を管轄する動物検疫所に「届出書」(動物検疫所のホームページから入手可能。)を提出願います。その後の具体的な手続きについては、動物検疫所の指示に従ってください。

6.出国直前の臨床検査
出国前(できる限り2日以内)に、狂犬病(犬の場合はレプトスピラ症も必要)にかかっていない又はかかっている疑いがないかどうか、獣医師による臨床検査が必要です。

7.出国手続き
必要書類を持参の上、広州会展中心海関へ申請し、「動物衛生証明書」と「出国貨物通関単」を入手してください。

広州会展中心海関
住所:広州市海珠区新港東路会展南三路12号門
電話:020-8113-4647
受付時間:9:00-12:00、13:00-17:00(月曜日から金曜日)

なお、航空機搭乗の際の手続き、航空会社への提出書類等については、各航空会社にお問い合わせください。(航空機によって預かれる動物の数に制限がある場合もありますので、事前に確認されることをお勧めします。)