新型コロナウイルス感染症(大連市及び新疆ウイグル自治区での感染拡大に伴う動き)

大連市及び新疆ウイグル自治区では、連日,新型コロナウイルス肺炎の確定診断症例が新たに確認されています。これを受け,複数の地域において,これら地域を訪問した者を隔離する旨を発表していますので,ご注意下さい。

現時点で当館が把握している当館管轄地域(広東省,福建省,海南省,広西チワン族自治区)における大連市及び新疆ウイグル自治区からの来訪者に対する特別措置の概要は以下の通りですが,各地域の政策は変更される可能性がありますので,常に最新情報の入手につとめてください。

広東省


●14日以内に高リスク地区を訪問した者に対しては,広東省に入境後,14日間の集中医学観察を行う。

●14日以内に中リスク地区を訪問した者に対しては,広東省に入境後に核酸検査を行い,健康申告、健康問診及び健康コードの提示を各1回行う。その際の具体的状況により自宅での医学観察を行う場合がある。

福建省


福州市
大連市及び新疆ウイグル自治区から到着した者に対しては、一律14日間の集中医学観察を行う。

厦門市
大連市及び新疆ウイグル自治区から到着した者に対しては、到着前の訪問地のリスク評価に基づき、以下の対応が行われる。
●高リスク地区からの訪問者に対しては、「14日間の集中医学観察」+「7日間以内に発行された核酸検査陰性証明書の提示」+「健康コードの提示」

●中リスク地区からの訪問者に対しては、「14日間の自宅医学観察」+「7日間以内に発行された核酸検査陰性証明書の提示」+「健康コードの提示」

●低リスク地区からの訪問者に対しては、「7日間以内に発行された核酸検査陰性証明書の提示」+「健康コードの提示」

海南省


大連市及びウルムチ市からの訪問者に対しては、空港で核酸検査を行い、結果が判明するまで集中医学観察を行う。なお、核酸検査の結果が陰性となれば、その後の移動に制限は課されない。

広西チワン族自治区


南寧市
●高リスク地区からの訪問者に対しては、14日間の集中隔離を行う。

●中リスク地区からの訪問者に対しては、14日間の自宅医学観察を行う。

感染症リスクのある地域への移動について


北京市内の複数の地区の感染症リスク評価が「中リスク」に変更されていますので,移動の際にはご注意ください。リスク評価は感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム(以下のリンク)等で確認するように努めてください。
http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html