飲酒運転はやめましょう(注意喚起)

1.最近,広東省内某市において在留邦人が酒に酔った状態で車を運転,3台の車両を壊す交通事故を起こし,公安局に身柄を拘留される事案が発生しています。また,この他にもひき逃げにより懲役刑に処せられている事案もあります。

2.中華人民共和国道路交通安全法が改正されたことを受け,広東省公安庁及び各市公安局は,本年5月1日以降飲酒運転の取り締まりを強化する旨以下のとおり広報しています。
(1)改正後の道路交通安全法では,酒酔い運転に対する罰金や運転免許の停止期間が大幅に引き上げられた。罰金は200~500元から1,000元~2,000元に,運転免許証の停止期間は従来の1~3ヶ月から6ヶ月に改正された。再犯した場合には,10日間以下の拘留及び1,000~2,000元の罰金のほか運転免許取り消し。営業車両を酒酔い運転した者は,15日間の拘留と5,000元の罰金のほか運転免許取消し及び5年間の再取得禁止。
(2)飲酒運転をして重大な交通事故を起こした場合には,身柄を拘留して刑事責任を追及,運転免許を取り消した上で終生再取得不可。

3.また,中国共産党広東省委幹部も「これまでは飲酒運転があっても法律の執行が追いついていなかったが,厳格な執行により一部著名人も飲酒運転の罪で身柄を拘留されており,飲酒運転は明らかに減少している。」旨述べています。

4.このように公安当局は取り締まりを強化していますので、邦人の皆様方におかれましては,飲酒運転をしないよう充分留意してください

          

  (了)