新型インフルエンザ問題について
(当館管内における感染確定例)
2009年7月7日
在広州日本国総領事館
1. 管内各省、自治区衛生庁ホームページは6月29日~7月5日、広東省にて72例、福建省にて20例、広西壮族自治区にて1例、海南省にて2例の新たな新型インフルエンザ感染を確認した旨公表したところ、概要は以下のとおりです。これで、当館管内で確定した病例数は広東省で累計305例、福建省で累計93例、広西壮族自治区で累計9例、海南省で累計6例となりました。
(1)広東省234~305例目
広東省は、6月29日に7例、30日に8例、7月1日に20例、2日に9例、3日に12例、4日に15例、5日に1例の新たな新型インフルエンザ感染を確認した旨公表した。
(2)福建省74~77例目
(イ)74例目
患者は、男性、27歳、中国籍。アルゼンチンを出発し、マレーシアでMH390便に乗り換え、6月23日、廈門高崎国際空港に到着した。同患者は同省59例目の確定例患者と同じ飛行機の乗客。28日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ロ)75例目
患者は、男性、16歳、中国籍。6月26日、香港からMU576便に乗り、福州長楽国際空港に到着した。入境時の検疫で37.7度の熱が確認され、長楽市医院に移送され、隔離医学観察を受けた。28日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ハ)76例目
患者は、男性、21歳、中国籍。6月28日、フィリピンからCZ378便に乗り、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で37.8度の熱が確認されたため、廈門市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ニ)77例目
患者は、男性、4歳、アルゼンチン籍。母親と共にアルゼンチンを出発し、6月27日、マレーシアでMH390便に乗り換え、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で咳などの症状が確認されたため、廈門市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
29日、上記4例の患者は新型インフルエンザに感染していると判定された。
(3)福建省78~82例目
(イ)78例目
患者は、女性、6歳、米国籍。親類と共にニューヨークを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月26日、福州長楽国際空港に到着した。同患者は同省71例目の確定例患者と同じ飛行機の前後3列の乗客。29日、福州市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ロ)79例目
患者は、男性、18歳、中国籍。オーストラリアを出発し、香港でKA662便に乗り換え、6月27日、福州長楽国際空港に到着した。入境時の検疫で38.5度の熱が確認されたため、長楽市医院に移送され、隔離治療を受けた。29日、福州市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ハ)80例目
患者は、男性、19歳、中国籍。メルボルンを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月27日、福州長楽国際空港に到着した。29日、福州市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ニ)81例目
患者は、男、30歳、米国籍。子女と共にアメリカを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月22日、福州長楽国際空港に到着した。29日、福州市の指定医院に移送され隔離治療を受けた。
(ホ)82例目
患者は、女性、4歳、米国籍。同省81例目の確定患者の子女。父親と共にアメリカを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月22日、福州長楽国際空港に到着した。29日、福州市の指定医院に移送され隔離治療を受けた。
30日、上記5例の患者は新型インフルエンザに感染していると判定された。
(4)福建省83例目
患者は、男性、25歳、中国籍。メルボルンを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月29日、福州長楽国際空港に到着した。入境時の検疫で37.9度の熱が確認されたため、長楽市医院に移送され、隔離治療を受けた。30日、福州市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
7月1日、新型インフルエンザに感染していると判定された。
(5)福建省84~87例目
(イ)84例目
患者は、女性、11歳、中国籍。親類と共にシドニーを出発し、香港でKA660便に乗り換え、7月1日、福州長楽国際空港に到着した。入境時の検疫で38.9度の熱が確認されたため、ミン侯県医院に移送され、隔離治療を受けた。2日、福州市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ロ)85例目
患者は、女性、18歳、中国籍。7月1日、クアラルンプールからMF858便に乗り、同日、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で38.3度の熱が確認されたため、廈門市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ハ)86例目
患者は、男性、21歳、中国籍。7月1日、シンガポールからMF856便に乗り、同日、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で37.8度の熱が確認されたため、廈門市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
(ニ)87例目
患者は、女性、38歳、中国籍。7月1日、フィリピンからPR330便に乗り、同日、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で37.3度の熱が確認されたため、廈門市の指定病院に移送され、隔離治療を受けた。
7月3日、上記4例の患者は新型インフルエンザに感染していると判定された。
(6)福建省88~90例目
(イ)88例目
患者は、男性、41歳、中国籍。オーストラリアを出発し、香港でKA660便に乗り換え、6月29日、福州長楽国際空港に到着した。3日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ロ)89例目
患者は、男性、8歳、米国籍。7月1日、家族とともにマレーシアからMF858便に乗り、同日、廈門高崎国際空港に到着した。4日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ハ)90例目
患者は、男性、21歳、中国籍。ニューヨークを出発し、台北を経由し、香港でMU0574便に乗り換え、6月29日、福州長楽国際空港に到着した。7月4日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
7月4日、上記3例の患者は新型インフルエンザに感染していると判定された。
(7)福建省91~93例目
(イ)91例目
患者は、女性、29歳、オーストラリア籍。オーストラリアを出発し、香港でKA618便に乗り換え、7月3日、廈門高崎国際空港に到着した。入境時の検疫で37.6度の熱が確認されたため、廈門市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ロ)92例目
患者は、女性、28歳、中国籍。7月2日、シンガポールからCA958便に乗り、同日、廈門高崎国際空港に到着した。入境時に37.5度の熱が確認されたため、廈門市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。
(ハ)93例目
患者は、男性、20歳、中国籍。6月30日、同級生(同省90例目の確定例患者)と接触した。7月3日、咳などの症状が出、4日、福州市の指定医院に移送され、隔離治療を受けた。2次感染例である。
7月5日、上記3例の患者は新型インフルエンザに感染していると判定された。
(8)広西壮族自治区9例目
患者は、男性、46歳、カナダ籍。同自治区5例目の確定患者の父。6月24日、同患者と妻、子供はカナダから浦北県に戻り、親戚を訪ねた。子供が感染確定診断された後、欽州市第一人民医院で隔離観察を受けていた。30日、新型インフルエンザに感染していると判定された。
(9)海南省5例目
患者は、男性、25歳、海口市出身。ニュージーランドを出発し、香港でKA650便に乗り換え、6月27日、三亜国際鳳凰空港に到着した。入境時に37.6度の熱が確認されたため、三亜医院に移送され、隔離治療を受けた。29日、新型インフルエンザに感染していると判定された。
(10)海南省6例目
患者は、女性、16歳、海口市出身。ニュージーランドを出発し、香港経由で深センにてHU7720便に乗り換え、6月29日、海口美蘭空港に到着した。同日、同省人民院で受診し、熱などの症状があった。30日、新型インフルエンザに感染していると判定された。
2. 中国における感染数は着実に増加しています。特に、広東省衛生庁によると同省の病例は珠江デルタ地域に集中しており、集団発生は全て学校におけるものであるものの、地域内での感染例の数が外国由来の感染例のそれを上回っています。在留邦人の皆様方におかれては引き続き中国国内の状況に関する関連の情報に注意しつつ、冷静に対応し、手洗い、うがいの励行、及び外出時に人混みに入る場合のマスクの着用等の感染防止対策の一層の徹底をお勧めします。
(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報及びQ&A)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
http://www.cdc.gov/h1n1flu/(英語)
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
(了)
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