感染症を予防しましょう


1 インフルエンザA(H7N9)及び季節性インフルエンザ、3-7月は広東省の季節性インフルエンザの季節です。

 鳥インフルエンザ関連情報
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20140122.htm

2 デング熱
 昨年広州市で,37,000人の患者が発生しました。4月に広州市で2名の患者がでたとのことです。昨年より,患者の発生が早いため,流行しているかどうか気をつけて下さい。ヤブ蚊にさされないようにしましょう。

デング熱(登革熱)Q&Aより
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20130823.htm

3 手足口病
 広州市疾病予防コントロールセンターのHPには、予防法が以下のように推奨されています。
 特別な予防法はないが、知識を持って健康的に生活する。
 よく手を洗う。
 風通しを良くする。
 布団及び衣服の日光消毒。
 食べ物は生でないものを食べる。
 水分を摂取する。
 運動する。
 疲れすぎない。
 人の多いところに行かない。

4 ツツガムシ病
 公園などの草むらに行く時は気をつけましょう。2012年には広州市の公園で3名の方が亡くなっています。

 広州市疾病予防コントロールセンターのHPには、予防法が以下のように推奨されています。
 草の上に座らない、
 草の上に寝ない。
 草の上に衣服を放置しない。
 川の近くの草むらは特に危ない。
 草むらで作業をする時は、皮膚の露出を避ける。衣服の袖口やズボンの裾に隙間を作らない(虫が入ってくる可能性がある)。昆虫忌避剤等を使用する。作業を終えたら衣服に付着している虫を払い、帰宅後はシャワーを浴び、皮膚の柔らかい部分に付着しているかもしれない虫を退治する。

5 細菌性食中毒,ノロウイルス
 暑くなってきました。感染性腸炎に気をつけましょう。

 広州市疾病予防コントロールセンターのHPには、予防法が以下のように推奨されています。
 手を洗い、生ものや冷たいものを食べない。
 充分に煮込んでいないものは食べない。
 特に営業許可のない店や路上販売の店では食べない。
 患者と接触した人は石けんで手を洗う。
 患者の衣服はすぐに石けん水に入れ浸け置き洗いをする。
 患者の触ったものは消毒する。
 吐き気や下痢などの症状が出たらすぐに医療機関を受診する。

6 狂犬病
 春になると動物に咬まれる人が増えるそうです。ほ乳類に咬まれたら1日以内に狂犬病の予防接種を受けましょう。

                                    (了)