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日本の対中経済協力(政府開発援助:ODA)
     
 

草の根無償支援協力プロジェクト竣工式典

平成20年度広西壮族自治区梧州市藤県太平鎮大披中心小学校校舎建設計画

(2010年9月30日)

 

 日本国政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下「草の根無償資金協力」)プロジェクトとして83,216米ドル (約56.6万人民元)の支援を実施した「広西壮族自治区梧州市藤県太平鎮大披中心小学校校舎建設計画」の工事が完了し、2010年9月30日、現地においてプロジェクトの竣工式が開催されました。

 竣工式には、当館から中島新領事が、また現地側から、古偉東・藤県副県長、廖麗菊・梧州市外事僑務弁公室科長、盧猛・藤県人民政府弁公室副主任、藤県外事僑務弁公室胡宗霞氏、黄永傑・藤県教育局局長、饒藤寧・藤県教育局党委副書記、黄傑文・太平鎮政府鎮人大主席、黎暁龍・太平鎮党委鎮紀委書記、李宏業・太平鎮中心校校長、麦東坤・太平鎮中心校副校長、陳恒基・太平鎮大披中心小学校校長及びプロジェクト関係者等が出席しました。

竣工式に向かう村道では、村民の獅子舞、生徒、教員の温かい出迎えを受け、校庭で全校生徒が集まっての竣工式が開催されました。竣工式では、太平鎮書記、中島領事、生徒代表等が挨拶をし、藤県副県長と中島領事で記念碑の除幕を行いました。

 

学校外での生徒、獅子舞による出迎え

全校生徒が出席しての竣工式

竣工式では、歓迎の爆竹が打ち鳴らされた

生徒代表による挨拶

竣工式後、関係者の方々と記念撮影

 

【広西壮族自治区梧州市藤県太平鎮大披中心小学校校舎建設計画】とは

 太平鎮は藤県北部に位置し、県中心から66km(車で約3時間)離れた、総面積285km2、総人口約10万人の農業大鎮(広西十大鎮の一つ)です。東西南北を山に囲まれており、道路事情は不便で、農民平均年収は2,130元前後です。

 大披中心小学校は太平鎮の東北に位置し、1953年に開校した全日制小学校です。2008年当時、在校生は722人、教職員は32人でした。

 2005年の洪水で、南側平屋B校舎810㎡がD級危険建築物に指定され取り壊されたために、教室不足となり、3階建てC校舎(12教室)と1970年代初期に建てられた平屋A校舎(4室)を使用していました。しかし、A校舎も2008年6月17日の大雨災害で被害を受け、D級建築物に認定され、学生の安全確保のため使用中止となりました。よって、授業を行うことのできる校舎はC校舎(12教室)だけになってしまいました。教室不足を解消するため、1、2年生を午前と午後の班に分けて授業を行うなどの対策を取っていました。

 このため、当館による現地視察等を経て、新校舎(鉄筋コンクリート製3階建て、1,122㎡、12室)の建設を支援することとなりました。校舎完成後は、生徒が新しい安全な校舎で学習できるようになり、学習環境が大幅に改善されました。

 

 

援助前

D級危険建築に指定された校舎

旧教室       

 

 

完成した新校舎

新校舎での授業の様子    

 

 

 視察の際、新築の校舎は全ての教室が使用され、清潔に保たれ外観も綺麗なままでした。新校舎の建設による教育環境の改善を受け、周辺校からの生徒の転入もあり、学生数は、建設前の734名から現在の881名に増加しました。元々同校は、小学校としては、規模の大きな学校でしたが、本プロジェクト実施による教育環境の改善が同校の発展、拡大に寄与した形となりました。

 国誉貿易(深圳)有限公司様より寄贈されたノートは、生徒がとても喜んで大事に使っているとのことで、下校途中の生徒に声をかけたところ、嬉しそうに生徒達がノートを見せてくれたのがとても印象的でした。

 

寄贈されたノートを嬉しそうに見せてくれる生徒達

ODA記念碑を見入る近所の住民

 

 

 草の根無償資金協力は、 日本国民の中国国民に対する友好の架け橋であり、友誼の証です。梧州市においては、2001年度以来、今回のプロジェクトを含めて合計10件、約55.6万米ドルをこれまで支援してきました。当館は、今回の草の根無償支援協力を通じて、日本と梧州市との友好協力関係が更に深まり、日本国民と中国国民のさまざまな分野での交流が、より一層活発になることを願っています。

 

 


  
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