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日本の対中経済協力(政府開発援助:ODA)
     
 

草の根無償支援協力プロジェクト竣工式典

平成20年度広西壮族自治区梧州市藤県和平鎮第一中学校学生宿舎建設計画

(2010年9月29日)

 

 

 日本国政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下「草の根無償資金協力」)プロジェクトとして85,119米ドル(約57.9万人民元)の支援を実施した「広西壮族自治区梧州市藤県和平鎮一中学校学生宿舎建設計画」の工事が完了し、2010年9月29日、現地においてプロジェクトの竣工式が開催されました。  

 竣工式には、当館から中島新領事が、また現地側から、古偉東・藤県副県長、廖麗菊・梧州市外事僑務弁公室科長、盧猛・藤県人民政府弁公室副主任、藤県外事僑務弁公室胡宗霞氏、黄永傑・藤県教育局局長、饒藤寧・藤県教育局党委副書記、肖謀義・和平鎮党委書記、何立強・和平鎮第一中学校校長及びプロジェクト関係者等が出席しました。突然の降雨で急遽竣工式の時間を変更したため、全校生徒は参加できず、生徒、教員を集めての竣工式が開催され、肖書記、中島領事、何校長、生徒代表等が挨拶をし、古副県長と中島領事で記念碑の除幕を行いました。

 

 

校庭での竣工式典の様子

 

 

 

【広西壮族自治区梧州市藤県和平鎮一中学校学生宿舎建設計画】とは

 

 和平鎮は藤県北部、県中心から55km離れた場所に位置し、東西南北を太平鎮、濛江鎮、平南鎮と隣接し主要道路も舗装されていない交通が不便な地域です。鎮の総面積は173km2、18の村を管轄し、総人口約7.8万人、段々畑農業と出稼ぎ労働で生計を立て、農民年平均収入は3,000元前後です。

 和平鎮一中学校は1960年に設立され、2008年当時、全校生徒1,726人のうち1,162人が2棟ある宿舎に寄宿し、残りの564人は1960~70年代に建てられた平屋宿舎に寝泊りしている状態でした。宿舎は長期間使用しているため、老朽化が進み、大雨、大風の際には緊急避難しなくてはならず、D級建築物にも指定されていました。

 このため、当館による現地視察等を経て、新学生宿舎(鉄筋コンクリート構造4階建て、1,335㎡、18室、各室トイレ、洗面所付き)の建設を支援することとなりました。宿舎完成後は、生徒が新しい安全な宿舎で学習、生活できるようになりました。

 

 

援助前の宿舎の様子

 

 

 新宿舎完成により、宿舎不足問題は解決でき、現在新宿舎には、356名の男子学生が寄宿し、全室有効に使われています。 鎮内には第二中学がありますが、日本国の草の根支援で宿舎が整備され、第一中学の学習環境が改善されたことで、第二中学側からも早急な学習環境整備の要望が出でいるそうです。

 

 

援助後の宿舎の様子

 

 

 

 草の根無償資金協力は、 日本国民の中国国民に対する友好の架け橋であり、友誼の証です。梧州市においては、2001年度以来、今回のプロジェクトを含めて合計10件、約55.6万米ドルをこれまで支援してきました。当館は、今回の草の根無償支援協力を通じて、 日本と梧州市との友好協力関係が更に深まり、 日本国民と中国国民のさまざまな分野での交流が、より一層活発になることを願っています。

 


  
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