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日本の対中経済協力(政府開発援助:ODA)
     
 

草の根無償支援協力プロジェクト竣工式典

平成20年度広西壮族自治区賀州市八歩区賀街鎮龍揚中学校学生宿舎建設計画

(2010年9月28日)

  

 日本国政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下「草の根無償資金協力」)プロジェクトとして88,415米ドル(約60.1万人民元)の支援を実施した「広西壮族自治区賀州市八歩区賀街鎮龍揚中学校学生宿舎建設計画」の工事が完了し、2010年9月28日、現地においてプロジェクトの竣工式が開催されました。

 竣工式には、当館から中島新領事が、また現地側から、黄祥樹・賀州市外事僑務弁公室副主任、鐘如平・八歩区人大副主任、粟裕・八歩区外事僑務弁公室主任、楊貴球・龍揚中学校校長及びプロジェクト関係者等が出席しました。

 道路の舗装状況が悪く、到着時間が遅くなり、下校時間を過ぎてしまいましたが、全校生徒、教師等が集まっての竣工式が開催されました。

 

校門前での出迎え、同校のブラスバンドによる演奏

 

 竣工式では、中島領事他、楊校長、賀州市関係者からの挨拶等が行われた他、中島領事と鐘副主任によるODA記念碑の除幕が行われました。また、楊校長より国誉貿易(深圳)有限公司様より寄贈されたノートについての紹介が行われました。式典後、楊校長の案内で宿舎の視察が行われた際には、本当に良い宿舎ができて生徒、教師一同感謝しているとの言葉が繰り返されました。

 

 

授業終了後に行われた竣工式、全校生徒が参加

 

 

 

【広西壮族自治区賀州市八歩区賀街鎮龍揚中学校学生宿舎建設計画】とは

 

 賀街鎮は賀州市南部、市から25㎞離れた場所に位置し、人口約6.7万人で、農業と出稼ぎ労働を主収入とし、農民の平均年収は1,200元前後です。

 龍揚中学校は1980年に創立、教師65名、3学年20クラス、全校生徒は1,265名で、そのうち790名が寄宿しています。援助前、二階建てA学生宿舎(10室)には240名、教室を改造した二階建てB宿舎(900㎡、12室)には550名が寄宿していました。しかし、教室を改造したB宿舎は老朽化がひどく、柱を補強しながら使用を続けていましたが、各大部屋に45名が寝起きを共にし、生活環境は劣悪でした。残りの475名は宿舎が足りないため、家から通学していました。 

 

援助前の宿舎の様子

教室を宿舎に改造して使用、大部屋に45人が詰め込み式で生活

 

 このため、当館による現地視察等を経て、新学生宿舎(鉄筋コンクリート製4階建て、810㎡、20室、各室トイレ、洗面所付き)の建設を支援することとなりました。宿舎完成後は、生徒が新しい安全な宿舎で生活、学習できるようになりました。

援助後の新学生宿舎

宿舎各部屋の様子 

 

 現在、新宿舎には300名の学生が寄宿しています。空き室はなく、1部屋に二段ベッドが5組ならべられ、一部の部屋は二段ベッドを4人で使用しています。宿舎の部屋の中は清潔で、水回り、電気供給も問題なく、非常に意義のある援助であったと認められます。

 草の根無償資金協力は、 日本国民の中国国民に対する友好の架け橋であり、友誼の証です。賀州市においては、2000年度以来、今回のプロジェクトを含めて合計8件、約41.8万米ドルをこれまで支援してきました。当館は、今回の草の根無償支援協力を通じて、 日本と賀州市との友好協力関係が更に深まり、 日本国民と中国国民のさまざまな分野での交流が、より一層活発になることを願っています。

 

 
 
 
 

  
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