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領事関係
郵便局を詐称する偽電子メール等に
注意してください


2011年8月30日
在広州日本国総領事館

 最近,某日系企業駐在員の携帯電話に「郵便局から小包の引き取りを求める」電子メール(以下「メール」)が着信しましたが,郵便局を詐称した偽メールだったことが判明しました。この種メールに対応すると,振り込み詐欺等の犯罪に巻き込まれる可能性がありますので,十分注意してください。

1.手口は概ね以下のとおりです。
 (1)郵便局(詐称)から「(同郵便局の電話番号と共に)郵便小包を引き取りを求める」内容のメール(中文)が着信
 (2)同郵便局に電話したところ,同郵便局の職員と称する者が,「○省○市から貴方宛に不審な郵便物が届いた。当方から公安局に届け出たところ,小包の中に大量の偽物のクレジットカードとヘロインが入っていた。」旨返答。
 (3)某日系企業駐在員は全く身に覚えがない小包であり,最寄りの郵便局及び公安に対し,当該小包とは無関係である旨説明。
 (4)その後,本件に不審を抱いた日系企業中国人職員がインターネットの書き込みを検索(検索ワード「郵包渉毒」,「包裹渉毒」)した結果,同種手口が書き込まれていたため偽メールと最終判断,実害は発生せず。

2.本メール発信元の意図は不明ですが,「公安局に届け出たところ,小包の中に大量の偽物のクレジットカードとヘロインが入っていた。」と返答していることから,これを理由に振り込め詐欺又はクレジットカード等の番号を聞き出した上で現金を詐取する等の犯罪を企図していたのではないかと推察されます

3. 因みに,当館館員の携帯電話にも「広州郵局通知: 有一份包裹送達不成功,請速与郵局連系,連系電話:××××-××××」とのメールが着信しており,本メール発信元は面識の有無にかかわらずランダムに発信しているものと推察されます。

4. 郵便小包受取人が不在の際には,ポストに郵便局からの不在通知書が投函され,受取人は身分証と同通知書を持参して郵便局に行き,小包を受け取るのが一般的です。

5. この種メールに対応すると,発信元の思うつぼにはまり犯罪に巻き込まれる可能性があります。不審を抱いた場合には,メール記載の電話番号にすぐには連絡せず,「114」で郵便局の電話番号を確認した上で連絡を取るか,又はご本人が直接最寄りの郵便局や公安局に赴き確認するようおすすめします。

6. この種メールに対応すると,振り込み詐欺や銀行口座からの現金の詐取被害に発展する可能性がありますので,在留邦人の皆様方におかれましては十分注意してください

7. また,メール以外にも携帯電話に直接連絡が入る場合もあります。用件は郵便小包に限らず,「あなたの銀行口座がテロ組織のマネーロンダリングに使用されている。」等様々です。発信元は何らかの手口で電話番号や口座を開設している銀行名を入手したり,発信元の電話番号に実在する政府機関の電話番号を表示させたりする等手口は巧妙です。
 上記メール同様,発信元が言うような重大事件の捜査を公安が電話で行うということは考えられませんので,呉々も注意してください。
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